私が最初のFPVドローンを購入したのは2020年11月です。
購入したのはBETAFPVのBETA65X HDです。
購入理由は、国内のショップで初心者セットとしてプロポとゴーグルのバインド済セットで販売されており、販売店で作成した簡易マニュアルもついていたためです。オマケにDVR搭載で録画もできました。(ちょうど、マイクロHD機が各メーカーから出始めた頃だったのかな?)
たまたまアマチュア無線免許を持っていた私は、購入直後に開局申請を行い1ヶ月後にはFPVゴーグルが使用できるようになりました。
開局の許可が降りるまでの間、数回目視で飛ばしましたが、これがヒドイ目に会いまして、いきなり心が折れそうになった思い出があります。
【訳あり】BETAFPV Cetus Pro FPVキット【ドローン・送信機(認証取得済)・ゴーグル・ケースセット】【選べるモード】【外箱潰れあり】 |
最初は自宅で飛ばして見ましたが、壁・天井に当たりまくりでまともにホバリングもできませんでした。当然、PIDやRATEはメーカーデフォルト値のままです。
今、考えると、65サイズで2S仕様は初心者にはきついです。当時は65のスタンダートが1Sという知識もありませんでした。(現在、私がよく飛ばす65機は1Sで22000KVです。)
室内では無理ということで、屋外で目視飛行に挑戦しました。これが、更なる恐怖体験となります。飛ばした場所は広い草むらです。今考えると、65サイズで墜落させたら、ほぼ捜索不能な場所です。
離陸させて飛ばした瞬間、予想以上のスピードでカッ飛び、機体がどっちに向いているかもわかりません。かろうじて、機体がどこにいるか確認し、無我夢中で着陸させました。
そこで、BetaflightでのRATE設定を調整し、屋内でのホバリング練習から始めました。この時は、最大速度を500deg/s、RC ExpoとスロットルExpoを0.40ぐらいで始めた記憶があります。PIDはデフォルトのままです。
これでアングルモードでのホバリングや単純な周回飛行を練習しました。ゴーグル不使用のため、当然OSDでの電圧警告も無く、バッテリーを酷使しすぎて5〜6本を数回で即死させてしまいました。
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