FPVドローンで不可欠なリポやリチウムイオン充電池ですが、バランスケーブルを破損することがよくあります。ここが壊れているとバランス充電ができません。今回は破損したバランスコネクター3個を修理しました。
注)修理の際は、ワイヤー同士が触れないように絶縁対策を行い、自己責任で作業してください。
今回用意したのは以下のものです。
- バランスコネクター(JST-XH ) 2S用と4S用
- 精密圧着ペンチ PA-09(エンジニア製)
- オートマチックワイヤーストリッパー(アストロプロダクツ製)
オートチックワイヤーストリッパーは、ワイヤーの先っぽを剥く道具です。無くてもOKですが、これがあれば、あのイライラから解消されます。私の必須アイテムです。
バランスコネクターの修理は今回初挑戦です。まずは数の少ない2セルからいきました。
ピンセットでショートさセてしまい、コネクターが溶けてます。このままで使えていますが、念の為交換します。
まず、ワイヤーを元のコネクターから引き抜きます。順番が分からなくならないように、1本ずつ作業していくことにしました。
引き抜いたワイヤーの先端をワイヤーストリッパーで剥きます。もとの状態を見本にして、このくらい剥いてみました。このワイヤーストリッパーだと、バランスケーブルは1番細い穴か2番目に細い穴で上手く剥けます。
次にコネクターに付属している端子をワイヤーに取り付けます。圧着ペンチを使って、剥いた部分、根元の被覆部分の順で挟んで圧着させます。今回は1.6サイズの穴で上手くできました。
端子の圧着方法については、この解説動画が分かりやいです。
なかなかの出来です笑。
あとは、新しいコネクタに差し込んで抜けないことを確認します。残り2本も同様に作業して完成です。
これ、慣れてくると楽しいです。
調子にのって4Sコネクターも交換しました。
1個目はクラッシュで欠けてしまったやつです。これは難なく交換完了です。
2個目はショートしてケーブルが焼き切れたものです。これは、ケーブル本体が焼けて半分以下の長さになってしまったため、根本からケーブルごと交換です。
交換するのは端のグランド(マイナス)ケーブルです。勇気を出して、リポバッテリーを剥いてみました。
慎重に本体のシュリンクと被覆を剥いて、無事ケーブルのハンダ付けが完了です。
あとは同様に新しいコネクターと交換して完成です。
一番外側のシュリンは合うサイズが無かったので発注しました。商品到着簿に外側に巻きたいと思います。ドローンテープを巻き付けようとも考えましたが、元通りに、極力、燃えにくそうな感じのするシュリンクをつけることにしました。
今回発揚戦でしたが、解説動画の力を借りて、思ったよりもスムーズに作業できました。
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