バッテリーのバランスコネクターを交換してみた

ドローン

FPVドローンで不可欠なリポやリチウムイオン充電池ですが、バランスケーブルを破損することがよくあります。ここが壊れているとバランス充電ができません。今回は破損したバランスコネクター3個を修理しました。

注)修理の際は、ワイヤー同士が触れないように絶縁対策を行い、自己責任で作業してください。

今回用意したのは以下のものです。

オートチックワイヤーストリッパーは、ワイヤーの先っぽを剥く道具です。無くてもOKですが、これがあれば、あのイライラから解消されます。私の必須アイテムです。

☆エンジニア PA-09 精密圧着ペンチ

バランスコネクターの修理は今回初挑戦です。まずは数の少ない2セルからいきました。

ピンセットでショートさセてしまい、コネクターが溶けてます。このままで使えていますが、念の為交換します。

まず、ワイヤーを元のコネクターから引き抜きます。順番が分からなくならないように、1本ずつ作業していくことにしました。

引き抜いたワイヤーの先端をワイヤーストリッパーで剥きます。もとの状態を見本にして、このくらい剥いてみました。このワイヤーストリッパーだと、バランスケーブルは1番細い穴か2番目に細い穴で上手く剥けます。

次にコネクターに付属している端子をワイヤーに取り付けます。圧着ペンチを使って、剥いた部分、根元の被覆部分の順で挟んで圧着させます。今回は1.6サイズの穴で上手くできました。

端子の圧着方法については、この解説動画が分かりやいです。

なかなかの出来です笑。

剥いた部分を圧着した状態
根本部分を圧着した状態(完成)

あとは、新しいコネクタに差し込んで抜けないことを確認します。残り2本も同様に作業して完成です。

これ、慣れてくると楽しいです。

調子にのって4Sコネクターも交換しました。

1個目はクラッシュで欠けてしまったやつです。これは難なく交換完了です。

交換前
交換後

2個目はショートしてケーブルが焼き切れたものです。これは、ケーブル本体が焼けて半分以下の長さになってしまったため、根本からケーブルごと交換です。

交換するのは端のグランド(マイナス)ケーブルです。勇気を出して、リポバッテリーを剥いてみました。

慎重に本体のシュリンクと被覆を剥いて、無事ケーブルのハンダ付けが完了です。

あとは同様に新しいコネクターと交換して完成です。

一番外側のシュリンは合うサイズが無かったので発注しました。商品到着簿に外側に巻きたいと思います。ドローンテープを巻き付けようとも考えましたが、元通りに、極力、燃えにくそうな感じのするシュリンクをつけることにしました。

今回発揚戦でしたが、解説動画の力を借りて、思ったよりもスムーズに作業できました。

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