Phanto4RTKでの、ちょっと焦った事例です。お仕事でのお話です。
専用アプリGSRTKを使い自動航行により写真測量中に、バッテリー交換のためコース内で「一時停止」をかけて手動で機体を帰還させようとしたところ、
機体は動いているのですが、一向にこちらに戻ってくる気配がない!
なんとなくこちらに近寄ってきているのですが、進行方向がロックされており、200mほどのところから、戻ってこれません。
焦って色々やってるうちにバッテリーが減っていきます。それをよそにファントムは200m先でモジモジ動いているだけです。
数分格闘した結果、「一時停止」ではなく「停止」で自由に動けるようになり、無事手動で帰還できました。一時停止だと、マニュアル操作に切り替えても GSRTKで設定されたコース軌道上しか移動できないようです。
また、バッテリー交換後に自動航行を再開させた場合は、「一時停止」の場所ではなく「停止」した場所からの再開となります。ご注意ください。
また、今回は焦りすぎて使いませんでしたが、冷静に伝家の宝刀「リターントゥホーム」を使えば、自動帰還したのかも知れません。皆さんも、このボタンの存在を頭の片隅に置いておくことをお勧めします。パニックになった際は、とりあえず「リターントゥホーム」を発動させてみましょう。
さらに、自動航行中のバッテリー交換の際には、トラブルに備えて、操縦者(自分)に近い位置での停止・再開作業をお勧めします。
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