FPVドローンでELRSを1年使ってみた感想

ドローン

ELRS(ExpressLRS)を1年間使ってみた初心者なりの感想です。間違いがあるかも知れませんがご容赦ください。まったりと飛ばしている初心者の目線です。

構成

当初は以下の3機にELRSを導入しました。

・5インチ レシーバー HGLRC ELRS

・3.5インチ レシーバー BETAFPV ELRS Nano

・65ミリ レシーバー BETAFPV SPI ELRS

送信機はBETAFPV TX Nanoモジュール使用しています。バージョンはV2で運用しています。

また、VTXについては全てアナログ5.8GHZです。

使ってみた感想

結果から言いますと、私の場合ELRSの恩恵を最も受けたのは、65ミリ機です。

SPI受信機で従来のS-FHSSだと50m〜100mでRX Lossとなり、屋外では飛ばせんませんでしたが、ELRSを使うことにより、RX Lossは無くなり3インチと同じ感覚で飛ばせました。多少の障害物があっても、屋外で200m以上飛びました。(ただし、VTXは外付350mmWです。)機体小さく墜落すると探すのが大変ですが、軽量で壊れにくく、操作感を養うのにいい練習機体になりました。

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5インチについては、フリースタイル機ですが、そもそも、バッテリーや自身のテクニックを考えると、気合の入った長距離は飛ばしません。機体ロストも怖いので、せいぜい300m程度です。そうなると、 S-FHSSと変わりないような気がします。また、ロングレンジとなると、デジタルの映像システムじゃないと意味がない気がします。ELRSで距離は稼げても、ゴーグル映像がヤバイ状態に陥ります。実際、ELRSのRSSIは良好ですが、映像が先に乱れまくって帰還するパターンがほとんどでした。

最後に3.5インチです。これもフリースタイル機ですが、何度かクラッシュするうちにFCがELRSレシーバーを認識しなくなってしまいました。もともと使っていたFUTABA R2000SBMは使えるのですが、ELRSプロトコルは、何個が違うレシーバーを試してみましたがどれもダメでした。予算の都合上FCごとの交換は無理ですが、お気に入りの機体のためS-FHSSで飛ばしています。ELRSでの飛行は3ヶ月程度でしたが、5インチと同じ理由で、ELRSの威力を発揮するような極端なロングレンジは使ってません。

それでも、RSSIの値はS-FHSSと比較すると、特に障害物がある場所ではELRSの方が安定している気がします。

まとめ

今回はロングレンジを考えての結果ですが、レースなどでの操作性向上を目的とした場合は、アナログ映像伝送で全く問題ないのだと思います。

なので、私は距離を稼ぐためにPacket Rateを150Hzで設定しましたが、レース目的ですと距離は必要ないので遅延を少なくするため、高めの値に設定して操作感を上げる感じですね。

ここのところぼちぼち始めたレース機体もFUTABA受信機ですが、そのうちELRSに変更することを考えてます。

ELRSのバージョンはV3になりましたので、その進化を期待してます。(私はまだV2のままですが)また、最近発売されたBETAFPVのELRSダイバシテーのレシーバーは最強なのではないしょうか。

そして、予算があればできるだけ多くの手持機体をELRSにしたいです。

目指せ全機ELRS化!

【あす楽】BETAFPV LiteRadio 3 Radio Transmitter【選べるモード】【技適適応利用には認証済のELRS NanoTXモジュール別途必要】

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