無人航空機 外付けリモートIDの書き込み

ドローン

無人航空機について、機体登録後のリモートIDの書き込み方法について、まとめてみました。

事前準備

リモートID搭載する無人航空機は、機体登録されていることが必要です。機体登録はDIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)で登録を行います。

機体登録時には、以下のリモートIDに関する情報を登録してあります。この情報がないと書き込み作業に進めません。

  • リモートID機器製造者名
  • リモートID機器型式

今回はスマートフォンにDIPSアプリをインストールして、スマートフォンからBluetoothでリモートIDに接続して作業です。

作業手順

DIPS App(ドローンポータブルアプリ)をスマートフォンにインストールします。Apple storeやGoogole Playでダウンロードできます。

DIPS2.0のIDでログイン後、「リモートID書き込みへ」に進み、続けて「リモートID書き込み」を選択します。

ここでリモートIDが電源投入され接続可能な状態であれば、IDの書き込みが完了するハズです。

なのですが、ここでトラブル発生です。何故かリモートIDが検出されません。

なぜ??

その原因は、機体登録時のリモートID製造番号が誤っていたためです。

なんと、箱に記載された番号と本体の番号が違うものでした。機体登録時に箱の番号を登録したため、当然ながら違う番号の本体は、アプリ上で接続可能なBluetoothデバイスとして検索されませんでした。

そこで、DIPS2.0で機体登録データの変更で、リモートID製造番号を修正後に再度書き込み作業を行い完了しました。

まさか、箱と本体で違う番号が記載されているとは予想外でした。

この番号は、本来、一致しているものなのか、もともと別のものなのか、はっきりとはわかりませんが、私は何の疑いもなく開封前に箱の番号で登録してしまいました。

箱の番号(誤り)
本体の番号(正解)

これで完了です。機体登録情報でリモートIDが書込済みなってます。

まとめ

今回、この間違いによって、登録済みのリモートID番号は簡単に変更できることがわかりました。

と、いうことは、一度登録した外付けリモートIDを別のタイプに変更できるということです。

これは思っていたより便利です。今後、さらに小型のものとか使い勝手がいいものに変更できます。

それと合わせて、その都度、IDの消去・書き込みを行うことで1個の機器で複数の機体にも使えることになるのかな?

ちなみにリモートID製造番号の変更は DIPS2.0の機体登録のページで変更できます。以下のように変更したい機体にチェックを入れて選択することで情報を変更できます。

以上になります。この記事が、リモートID書き込み作業の参考になればと思います。

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