現在、ドローン関係で話題となっている資格受験のお話です。
今回、一等無人航空機操縦士という国家資格に挑戦してみることにしました。
自力で受験という方法もありますが、この説明は「登録機関の講習を受講」する場合の流れです。
申込には、「ドローン情報基盤システム」、「無人航空機操縦士試験案内サイト」、「PROMETRIC」の3つのサイトを使って申し込みます。
資格取得方法と試験項目
取得の方法は2パターンです。
- 直接受験する
- 登録講習機関を活用する
試験項目は3項目です。
- 身体検査
- 学科試験
- 実地試験(登録講習機関での講習を修了するとことで免除)
流れについて「無人航空機操縦士試験案内サイト」の以下のフロー図がわかりやすいと思います。
無人航空機操縦士試験案内サイトより転載
図の説明にあるように学科と身体検査は講習受講前に受けることも可能です。
学科試験の手数料と内容
- 受験料は9,900円(2023/04/06現在)です。
- 学科試験はCBT方式というものです。自分で会場や時間を選んで会場のパソコンで受験します。
- 一等の場合は三肢択一式 70問で試験時間は75分です。
- 「無人航空機操縦士試験案内サイト」で教則とサンプル問題が公開されています。
基本的には教則の中からの出題になるようです。サンプル問題は3問しかありませんのであまり参考にならないような気がします。
なので、この試験は一度めは惨敗覚悟です。情報があまりにもないので仕方ないです。合格するまでチャレンジします。(もちろん、その都度受験料はかかります。)
実地試験の手数料と内容
今回は登録講習機関(ドローンスクール)の講習を受けるパターンです。
なので、内容はスクールごとに異なるかもしれません。これは、私が受講するスクールの例です。
- 受講料は何と約30万円です。高額です!(自力で試験を受ける場合は内容にもよりますが22,000円程度で済みます。)
- 講習時間は一等経験者の基本コースで、学科9時間と実地10時間の合計19時間です。
- 学科は事前のeラーニングで、実地は3日間の講習で行います。
- 実地講習会場は自宅から通えないので、3泊分の宿泊費と移動交通費がかかります。
受講費用を考えると、自力試験での合格は超難関ということでしょうか。
すごい金額なので何とか補習等の追加講習が無しで修了できることを願ってます。
私も当初、個人での受験を考えましたが、金額的に無理なため勤務先にお願いして全額費用を出してもらいました。(逆にすごいプレッシャーがありますが。)
身体検査の手数料と内容
身体検査5,200円となっていますが、検査方法も2パターンあり、実地同様に指定機関で検査を受けるか、または、医療機関の診断書を提出するかのどちらかのようです。
これに関しては、とりあえず後回しにしているので、気になる方は自分で調べてみてください。すいません。
身体検査については、ほかと同様に無人航空機操縦士受験サイトに掲載されています。
試験の申込手順
最初に「ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)」での「技能証明申請番号」の取得が必要となります。
「技能証明申請番号」取得後には、以下の手順で受験を申し込みます。
無人航空機操縦士試験案内サイトに移動します。
無人航空機操縦士試験申込システムでアカウント登録(DIPS2.0とは別にアカウントが必要となります。)を行います。
申込システム登録後に、さらに別の「PROMETRIC」というサイトに進み、ID登録をして学科試験の予約を行います。
登録の手続きを進めていけば、試験案内サイトからPROMETRICには自動的に進んでいった気がします。
これで、学科試験の申し込みが完了です。お疲れ様でした。
実地については、各講習機関(ドローンスクール)ごとの手続きとなります。その際も、DIPS2.0で作成した「技能証明申請番号」が必要となります。
まとめ
とりあえず、これで学科と実地(登録機関での講習)の申し込みはできました。結構大変でした。
あとは、身体検査の申し込みが残ってますがとりあえずはここまでとします。
今後は、試験結果や内容を書いていこうと思います。
この記事が、無人航空機操縦士の受験を考えている方の参考になればと思います。
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